夏に太る?身に覚えがないですか?
では、夏は暑いし汗をかくから痩せると思っていたのに全然痩せなかったという経験は?
今日はそんなお話。
食べなくても太る状態とは

食べるのを我慢してるのに・・・または少食なのに太ってしまう。こんな悩みをお持ちの方いませんか?
めちゃくちゃ食べてるクセに「食べてないのになんで痩せないんだろぉ~」とか言ってるデブはスルー。
(私のことですね。ごめんなさい。)
気を付けてるのにダイエットの結果が思うようにでないという方、今回は朗報です。
頑張っているのに報われない原因はこれかもしれません。
下半身太りや体重の割に体脂肪が多いような方が「食べなくても太る」タイプだと思われます。
食べなくても太ってしまうのは、中医学でいう気虚(ききょ)が原因と考えられます。
気虚とは体に必要な気(≒エネルギー)が不足していること。そしてそのせいで身体の臓器や器官が十分な作用をせず、欠けている状態です。
気(≒エネルギー)が不足している状態は、食べたものがしっかり吸収できず栄養を全身に運べていません。
疲れやすい、体力・筋力がない、風邪を引きやすい、食欲振、食後とても眠くなる、むくみ等の症状が出ます。
夏は特に、暑さから冷たいものを飲んだり食べたりする機会が多くなる時期ですが
体内の循環を維持する栄養が不足しやすい時期とも言えます。
アイスクリームにかき氷、素麺やひやむぎ・・・そんなものばかり食べていませんか?
肥人に脾虚多し

東洋医学では、太っている人は脾のエネルギーが不足しているといわれています。
脾虚というのは胃腸などの消化器系が弱い状態です。
食べても食べても栄養がうまく吸収されず、エネルギー不足を招いていると考えられています。
色白でぽっちゃりで多汗、水太りタイプ=脾虚
現代女性の多くが「水太り」タイプに当てはまるのだとか。
太ることの直接的原因は体内に脂肪が増えること。
東洋医学では脂肪も体内の水分の一部であるとみなされています。
むくみがでやすかったり、やたらと汗をかく、体内の水分過多状態にある人は脾虚の太り方に該当します。
なぜ脾虚で太るのか
胃腸など消化器系は水分を取り込む働きをしてくれていますが、
ここの働きが悪いと体内の水分の巡りが悪いことになります。
だから溜まっていく=太ってしまうのです。
特に水分の吸収の役割を担ってくれている大腸、栄養を吸収するのは小腸の調子が悪いとなれば免疫も下がります。
水太りを解消する食材選び
水分過多、むくみ、・・・まずは水分を排出する作用のある食材を取りましょう。
ハトムギ・小豆・なす・きゅうり・とうもろこし・大根・粟
アスパラガス・グリーンピース・あさり・わかめ・のり・昆布 など。
そして、脾のエネルギーを補う食材も+αで取るようにしましょう。
大麦・はとむぎ・黒豆・アーモンド・小松菜・生姜・にんにくの芽
白菜・ブロッコリー・いわし・ぶり・牛肉 など。
あなたは脾虚?セルフチェック!
脾虚が自分の体調に当てはまるか?
簡単にチェックする方法があります。

それは舌をチェックすること!
大きく分厚い
色が白っぽい、
舌の両脇に歯型がある
舌がこの状態にある人は気の不足により新陳代謝が悪くなり体内に「水分」や「脂肪」が溜まる傾向にあります。
摂取したカロリーも体脂肪となってしまうので、食べてないのに太りやすい体質になってしまうのだと考えられます。
そして太ったから食べない、食べないからさらに気が不足するという悪循環も起こり得ます。
参考にしてみてください♪