唇の皮がガサガサして剥けることはありませんか?
リップクリームを塗っても塗っても乾燥が治らない・・・
実は唇の状態は胃腸とも関係していて、唇の乾燥は軽視してはならない問題なのです。
唇は顔のその他の部分の肌とは構造が違います!
普通の肌には皮脂を分泌する皮脂線があって、
自然な油のベールを作って肌を乾燥から守っています。
唇にはその皮脂腺がないので、乾燥しやすいのです。
そして、皮膚の一番外側の層である角質層が薄いため、内側からの水分蒸発が起こりやすくなっています。
他の肌のターンオーバーが28日と言われるのに対して、
唇のターンオーバーは3~4日と短い期間で再生することができます。
だから今唇の皮が剥けていても、
きちんとケアすればすぐにプルプル唇を手に入れることができます✨
プルプル唇を保つケアとは
舐めるのは逆効果
唇を舐めた後の水分が蒸発する時に、さらに乾いてしまう可能性があります。
皮を剥かないで
唇の皮がむけてくると、気になってしまって、
ついつい仕事中や暇な時などに剥いてしまうこと、ありませんか?
むりに皮を剥がしたり、引っ張ると、さらに深いところまで傷つけてしまい状態が悪化してしまいます。
皮が剥けてきた時には、さわらずに、ワセリンやリップクリームなどで覆って保護してあげてください。
大事なのは胃腸のケア!
リップケアをしても、繰り返し乾燥して皮が剥けてしまうなら
唇の問題だけではないかもしれません。
実は唇は胃腸の状態を映す鏡のような存在です。
胃腸に不調があらわれると、唇やその周辺に異常がでてくる。
胃が悪い時に口内炎が出来るのと同じです!
陰陽五行論の考え方によると、唇(口)は、「脾(胃腸)」の異常を反映する部分と考えられています。
「脾」の働きが弱ると、胃腸で栄養吸収がうまくいかなくなり、
その結果として「唇」に問題が起きるのです。
唇がガサガサに乾燥しているということは、胃腸も乾燥気味ともいえるのです。
胃腸が乾燥している状態とは
食べ物が常に胃腸に入っている状態で
オーバーヒートしている状態とも言えます。
その正体は「胃熱」
「胃熱」が生じると、
不思議とお腹がいっぱいでも食べ続けられるようになってしまうのです。
食べ過ぎているのに、お腹がすいてしまう過食気味の方は、
胃に熱がこもっている可能性があります。
つまり、簡潔に言えば、
唇のガサガサは食べ過ぎが原因と考えることができます。
対策
■コーヒーなどの刺激物、辛いもの、甘いもの、動物性食品などの消化に負担がかかるものは避ける
■消化に良い食べ物を腹八分目に食べる
■よく噛む習慣をつける
胃腸の熱を冷まして、内側の乾燥を癒すためにできることとして、
プチ断食などで胃腸を一旦リセットするのもおすすめです。
負担をかけすぎている胃腸を休めるには、何か食べるよりも食べないで休めることで特効薬になります。
ただ、無理に断食するのではなく、
夕食をおかゆやスープで過ごすようなプチ断食がいいと思います。
腸内環境が整えば
ずっとプルプル唇を維持できます!

腸内が整う
↓
唇がプルプル
↓
リップクリーム
↓
更に唇プルプル!
美容やスキンケアに相乗効果をもたらすには
ご自分の体内を整えることが鍵です!
皮膚表面だけでなく
体の中にも気を配ると
どんどんキレイになれるはずですよ♪