色や形、様々な種類があるブドウ!
秋の味覚で欠かせないフルーツの1つですよね。
一人で人房ぐらいペロリといっちゃうのは私だけ?笑
特に大粒のブドウは9月頃が旬。
より一層楽しむべく、種類や効能についてまとめました。
今年のブドウを買いに行く前にぜひ読んで、スーパーで選ぶ際の参考にしてください。
ブドウとマスカットの違い

ブドウというと何色をイメージされますか?
その違いはズバリ、色なんです!
ブドウは果皮の黒・白・赤という色で分類されます。
黒は巨峰、ピオーネ・・・
赤はデラウェア、ルビーロマン・・・
白はシャインマスカット・・・
等といった品種があります。
つまり、マスカットは白ブドウの1種ということになります。
例外として突然変異でできた品種である赤ブドウの「紅マスカット」以外、
概ねこの色による分類がされているようです。
世界で生産されているブドウの約80%はワインの原料となりますが、
日本産のブドウは約90%が生食用といわれています。
ブドウの効能

ブドウは甘味・酸味
・・・甘味は脾に作用し、滋養作用・緊張を緩和し痛みの鎮静などの作用があります。
慢性疲労、虚弱、疼痛などにも効果があります。
・・・酸味は肝に作用し、収斂・固渋作用で体内からの過剰な発散を防ぎ、筋肉を引き締め
ます。寝汗、下痢、頻尿、慢性の咳を抑える効果もあります。
性質は平性で、体を温めも冷やしもしません。
薬膳的効能は
補気補血(エネルギーと血の補給)
生津利尿(体内の渇きを潤し、余分な水分を排出)
解表透疹(発汗を促し、体内の毒素を体外に排泄)
があります。
体内の渇きによるほてりを鎮静したり、水分を溜め込んだことによるむくみを和らげたりする効果があり、
血液不足や潤い不足によるお肌の不調も整えてくれます。
胃腸が弱っていて不調の時に食べ過ぎてしまうと下痢になる恐れがあります。
ブドウの糖について
ほとんどのブドウは、糖度が15%以上で、甘味が強い果物と言えます。
その甘味の正体は果糖とブドウ糖で、それぞれほぼ同等量が含まれているそうです。
特にブドウ糖は、体内で代謝という経過を経ずにそのままエネルギーとして使われる糖なので、エネルギー補給に最適。
直接脳の栄養源になるので、集中力を高める効果があります。
黒ブドウと赤ブドウに含まれるポリフェノール
黒ブドウと赤ブドウにはポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれています。
アントシアニンには眼精疲労や活性酸素を除去する効能のほか、悪玉コレステロールの発生を防いで、血液をきれいにするはたらきをしてくれるので
動脈硬化やガンの予防に一役買ってくれるでしょう。
アントシアニンの多くは皮に含まれています。
皮ごと食べるほうが栄養を多く摂取できます。
種類によっては口の中に渋みが残ることもありますので、
苦手な方はレーズンやジュース、ワインなど、美味しく感じる方法で摂取しましょ。
凍らせて食べると気になりにくいようです。お試しあれ♪
鮮やかな色合いとみずみずしさ・・・。
勉強や仕事など、いつも頑張っている自分へのご褒美にぜひ。

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