ポッキーの持つところもチョコになればいいのにね。
カカオポリフェノールの威力

チョコレートに含まれるカカオポリフェノールは、摂取すると小腸で吸収され、血中に取り込まれます。
そこでなんと血管内の炎症を抑える働きをしてくれるのです!
血管壁に炎症が生じると、血管が狭くなり、赤血球が通り抜けにくくなっている状態に・・・。
そこにカカオポリフェノールが作用することで、炎症が軽減され狭まっていた血管が広がる効果が期待できます。
これによって、赤血球が通りやすくなるとともに、血圧低下にも効果を発揮してくれます!
体重やBMIに影響をもたらさない!
4週間連続カカオ分72%の高カカオポリフェノールチョコレートを25g摂取)をしても、
体重やBMIなどの増加はみられない、ということが研究によって判明しています。
モデルさんもおやつとして食べていたりしますね。
そういうことです←
ただ、25gの摂取というところは注意しないといけません。決して多くはない量です。
でも毎日チョコを食べてもいいって精神衛生上すごくいい気がしますが、どうでしょうか?
美肌効果
しみやそばかすなどの原因は紫外線による活性酸素です。
カカオポリフェノールには抗酸化作用があるので、活性酸素を除去し、肌のダメージを保護します。
なぜカカオ含有量70%以上が良いのか
一般的に販売されているミルクチョコレートのカカオの含有量は、おおよそ20%くらい。
残りの80%は砂糖です(震)
ダークチョコレートでもカカオ含有量は60~65%です。苦味=カカオ含有量というわけではないんですね。
カカオ含有量70%以上のチョコレートは「ハイカカオチョコレート」という分類になり、
カカオ本来の味を楽しめるだけでなく、機能性が評価されるチョコレートという位置づけになっているようです。
1日に食べていい量は?

厚生労働省・農林水産省が勧めている「菓子・嗜好飲料」の1日の摂取エネルギー量は「200kcal」です。
カカオポリフェノールは、1日に200~500mg摂取するのがいいとされています。
市販の高カカオチョコレートに含まれるカカオリフェノールの量は、1枚(5g)当たり100mg~160mgほどです。
↑この商品で仮に計算すると2~3枚程度ですね。個包装のものを選ぶなどして食べ過ぎず適量取れるようにしましょ。
少なくね?って思ったそこのあなた。
悲しいことにハイカカオチョコレートはカカオの含量が多いことから、脂質(カカオバター)が多く、カロリーも相対的に高くなっています。
当然カカオ含有量が高いほど、カカオポリフェノールが多く含まれているので、
スナック菓子等を食べるよりよっぽどいいのですが、
それでも摂取量は気を付けなければ太ってしまうのです。
嗜好品としておいしく食べるなら70~80%の含有量のものが個人的にはオススメです。
ほどよい苦さのなので。