食べる力は生きる力!
こんにちはchieです。
今日は薬膳の考え方について、書いてみようと思います。
ちょっと勉強要素つよめ!
食べ方に関する知識ですのでね、一生ものの知恵ですぞ。
わたくしもまだ勉強中ですので、学んでいきましょう~
薬膳の目的
薬膳にはおもに2つの目的があります。
健康な人向けの養成
健康な人がより健康で長生きできるようにするための食材や食事、食生活の提案です。
生活環境や季節、気候、年齢などを考えて食材や食事内容を決めていきます。
病気の人向けの補助治療や治療
四診(望診、聞診、問診、切診)という診療方法によって体調バランスが崩れた原因を探り、
改善のための食材や調理方法を選んでメニューを考えます。
例えば同じ「風邪」でも原因は様々なので、それをよく検討して、適したメニューを決めるのです。
薬膳のベースは中医学である
薬膳は中医学の基本の考え方をベースとしています。
陰陽学説
自然界に存在するものはすべて「陰」と「陽」の2つの要素に分類できると考えます。
その「陰」と「陽」が対立しながら互いに依存し、相手を抑制しながら常に増減を繰り返して
バランスをとっています。
これは体の中でも同じことが起きていると考えられています!
五行学説
自然界に存在する最も基本的な要素を「木・火・土・金・水」(もく・か・ど・こん・すい)とし、これらの要素や性質に
合わせて他の事物を分類を分類していく考え方です。
五臓六腑
五行と関連が深い臓腑で、体の中心的役割を果たしているもの。
五臓・・・①肝、②心、③脾、④肺、⑤腎
六腑・・・①胆、②小腸、③胃、④大腸、⑤膀胱、⑥三焦
※三焦=水分代謝を担当する水分の通り道。実体のない概念的なものとされている。
西洋医学と中医学との違うポイントとして、中医学で臓腑というと、
内臓自体ではなく、その「働き」を重視します。
気・血・津液
気=目には見えない体を動かし温めるエネルギー
血=体の中を流れている血液。体に潤いと栄養を供給している
津液=血液以外の体液
帰経
食材や生薬の効能がどの臓腑に作用するかを表したもの。
例)肺に関連するところに作用する→帰肺経
医食同源
日頃からバランスの取れた美味しい食事をとることで病気を予防し、治療しようとする考え方。
おいしく食べて、健康になる。
ダイエットや美容に関して、何かを努力して生活に+aを取り入れて
それでストレスになってしまうような生活とはおさらばしましょう。
健康の近道は正しい知識で食材を選ぶこと・・・!
今日はそんな考え方の概要を書き溜めてみましたー♪